11_カメラ機材

【カメラリグ沼】TILTA Basic Ring Gripで究極の手ぶれ補正にバージョンアップ

ホーム » 11_カメラ機材 » 【カメラリグ沼】TILTA Basic Ring Gripで究極の手ぶれ補正にバージョンアップ

 


カメラ生活楽しんでいますか?

カメラにはレンズ沼や三脚沼などいろいろな沼が存在しますよね。
せっかく沼にハマるなら“楽しく”, “無駄なく”, “全ての沼に” ハマっていきましょう!

今回はTILTA Basic Ring Gripのジンバルリグを用いて、究極の手ぶれ補正にバージョンアップするご紹介です。

私が行き着いたジンバル無しのカメラリグのについては下記ブログご御覧ください

【カメラリグ沼】ミラーレスカメラをカメラリグでプロ仕様にバージョンアップ  カメラ生活楽しんでいますか? カメラにはレンズ沼や三脚沼などいろいろな沼が存在しますよね。せっかく沼にハマるなら"...

TILTA Basic Ring Gripの完成形はこちら

TILTA RING GRIP

リンググリップとは?

ジンバルとは?リンググリップとは?

ジンバルとは、主に動画撮影の現場で活用されるアクセサリーとなります。
カメラやビデオカメラを安定して保持し、振動や手ブレを軽減するための機材です。

リンググリップとは、ジンバルに取り付けるカスタマイズアイテムです。
ジンバルにリンググリップを装着することで、ジンバルとカメラを両手で持つことができ、より安定的に手ブレを抑えることができるすぐれものです。

リンググリップを組むメリット

安定性の向上

両手でジンバルを持てることでより安定してホールドできます。

また、ジンバルにアクセサリーを取り付けるため重くなります。
重くなることで小さい細かな手ブレが抑えられるのでより安定して撮影可能です。

操作性の向上

大容量バッテリーをグリップ上に搭載することが可能です。
そのおかげで電池残量を気にせずに撮影に集中できたり、手元のリモコンでジンバルを操作できたり、撮影時のストレス軽減に寄与できます。

撮影時に撮影以外のことを考えずに済むって意外と重要ですよね。

見栄えの向上

昨今、小型軽量で高性能なミラーレスカメラが出回ってきました。
その小型軽量になったカメラで動画の案件を受ける方も増えてきたかと思います。

もちろん納品する映像がクライアントのニーズを満たすものであることが最優先事項です。
一方でクライアント同席の案件の場合、カメラマンとして見た目の「プロ感」の演出が重要になります。

良くも悪くもミラーレスの高性能カメラが市場に出回ったことによって、クライアント自身もいいカメラを持っている可能性があります。
クライアントのカメラよりも「プロ感」あふれるカメラで撮影してあげることは、信頼にもつながるので大切なポイントです!

ジンバルリグを組むデメリット

とにかく重い

安定性を増すための背反ですが、とにかく重いです。

TILTA Basic Ring Grip構成ではなんと合計5.8kgになっているので長時間の撮影では疲労が溜まります。

ただ、両手で持てる構造なので撮影中は意外と軽く感じると思います。

機材が高価

カメラリグって部品としては小さめな部品があるのですが、
意外と高価で、TILTAリグが計9万円、ジンバルが6~7万円、ディスプレーなどの電子機器なら2~10万で、合計金額20万円を超えてくる可能性があります。

なのでこの記事を読んでぜひ無駄のない購入ができれば幸いです!

リグを組むのはこんな人向け

・クライアント同席の案件を請け負う方

・リグとジンバルを組合せて、究極の手ブレしない映像を求める方

・ここまで記事読んでくださったリグに興味がある方

 

TILTA Basic Ring Grip のリグ構成

それでは私のリグ構成について説明します。
TILTAのリグを中心に揃えています。

TILTA Basic Ring Gripのリグ構成

TILTA RING GRIP

1. TILTA Basic Ring Grip

今回のジンバルリグはこのTILTA製のリンググリップを使用します。
RONIN RS2やRS3と互換性をもつモデルです。
両手でジンバルを支えることができるのでより安定した撮影が可能です。

TILTA Basic Ring Grip

TILTA Basic Ring Gripには、Vマウントバッテリーの接続とモニター電源の供給ができないので、下記2,3を追加で購入しました。

2. TILTA Vマウント バッテリープレート Tiltaリンググリップ用 DJI RS 2対応 TGA-RG-V

TILTAのジンバルリグに取り付けることができるVマウントバッテリー用のリグです。
ジンバルリグに端子が出ているところが4箇所あるのでそのうちの一つに取り付けることができます。

TILTA Vマウント バッテリープレート

3. TILTA 電源モジュール

TILTAのジンバルリグから電源を取り出すことができるリグです。
外部モニターの取り付けと電源供給を可能にします。

ジンバルリグに端子が出ているところが4箇所あるのでそのうちの一つに取り付けることができます。

4. DJI RONIN RS2 もしくは DJI RONIN RS3

ジンバル本体です。
TILTAが対応しているジンバルは下記のどちらかです。

私はRS2を使用していますが、2023年時点で買うなら自動ロック機能がついているRS3がおすすめです!

DJI RONIN RS2

DJI RONIN RS2

5. 外部モニター

ご使用の外部モニターであれば何でも構いません!
私は映像をスマホやタブレットで遠隔で飛ばせるHOLLYLAND MARS M1を使用しています。

HOLLYLAND MARS M1

6. Vマウントバッテリー

ジンバル/モニター/カメラの全ての電源供給を可能にするバッテリーです。
私はバッテリー6700mAhのVマウントバッテリーを使用しています。

SmallRig VB99 ミニ V マウント バッテリー6700mAh

リグの組み方

TILTA RING GRIPに電源モジュールとVマウントバッテリーを取り付けます.

4箇所上記のような端子がついているので、ここに配置します。

外部モニターを上の方に取り付けたいので、電源モジュールも上部に取り付けました!

重心を下の方にしたかったので、Vマウントバッテリーは下部に取り付けました!

完成です。

TILTA RING GRIP

さいごに

両手で持つジンバルリグってとてもかっこいいよくて夢がありますよね。

プロフェッショナル精神をくすぐるこのフォルムに一度踏み入れてみてはいかがでしょうか?